はじめに
先日、仕事で、初対面で少し偉い人と会ったが、テンポが合わずに大変だった。とにかく、会話が噛み合わない。
こちらが気をつかって、話を振っても何だか、人の話をちゃんと聞いているのか、いないのか。
(その一時間は本当に長かった~)
今日は、そんなテンポが合わない人の特長について考えてみる事にした。
テンポ合わない人の特長
①マイペース
話も、質問も完全に自分のペースで話す人。
面白おかしく話したはずの笑いのツボでも、全く笑ってもくれないし、あいかわらず自分のペース。調子が狂って軽く怒りさえおぼえる。
なんか自分が惨めになる。
(私はいったい「だれ」と話しているんだろうか)
マイペースなのは良いが、会話のリズムも
考えてもらいたいものだ。
こまった、こまった。
調子が狂ってしまう。
変な汗かくよ本当に。
いつこの無益な打合せがおわるのだろうか、昨日遅くまでかかって準備した打合せ資料がペースを崩され水の泡。
②頭の回転速すぎ
頭の回転が速い人は、こちらが考える暇もなく、矢継ぎ早に質問を飛ばす。
あかなゆきたやな、はなとならわゆ~?
(話が速すぎて理解もできない…)
だから、こちらが言いたい事が全く言えなくなる。
そして、更にたちが悪い事に、論理的に話そうとしやがる。
あのにかにやだから、あぬいみなでしょ?
(頭が混乱して理解できない。)
そして、某自動車会社の人並みに、なぜ、なぜ、なぜをやたらと使いたがる。
(決してカッコよくはないのだよ!)
なぜは、物事の原因追及には優れているが、対人関係でなぜを使いすぎると嫌われる。
当たり前のこと。
「それはなぜ?」
●●●です。
「それはなぜ?」
△△△だと思います。
「それはなぜ?」
えっと、〇〇だからです。
「それはなぜ?」
…………。
「お前は馬鹿か❗論理的にも答えられないのか。」
ほざくなよ。ウザっ!!(心の声)
頭がいいと自覚している人ほど、こういう傾向がある。
しかし、
本当の頭の良さとは、人の会話のテンポ、内容にあわせて、わかりやすく、相手に不快感をあたえないようにできる会話力と技術を持っている人の事である。
(そう思いたいが、頭が良い人ほど、自己顕示欲が強すぎ。)
本当に頭が良い人は、世の中に存在するのだろうか。
③乾いた口調
たまにいる、何か情熱を込めて話しても、あっさりとした返事。
乾いた返事。
全然感情がこもってない。
だから、こちらも話す気を無くしてしまう。
(この人は、何か別の事を考えているのだろうか、自分は嫌われているのだろうか、
どんどん疑心暗鬼に陥って行く。辛い。)
④話を聞いてない
全然、話を聞いていない人は直ぐわかる。
こちらが質問をしているのに、まともな答えが出ないし。
さっき話したことを平気で聞き返す。
おまけに、必死に話している時に、席を立ったり、急に別の話をする。
こちらは一生懸命に話してるんですけど。
子供ですか、ああ、子どもですね。
(ちょっと行動が読みずらいし、テンポを崩されると、こちらも苦しくなる
勘弁して頂戴。)
⑤話の最中何か考えている
会話の途中で無言になってしまう。
とても気まずい。
ちょっと質問しても、
すぐに何かを考え始めて、
無言。
ちょっと・・。
無言。
もう、はやく帰りたい(泣)
もはや一刻も早く、家に帰りたい。
(頼むから、今の話題に集中して、時間ないんだから、もうちょっと効率を考えよう)
⑥質問の回答がズレる
仕事でこれをやられると、特にお客さんで偉い人だと、質問の回答がずれたときに、どうしようもない。
聞き返したいが、偉い人なので、聞けない。
なんで、まともに質問も答えられないで、
あんた偉くなったのといってやりたいが。
心の声で留めておく。
(あなた宇宙人?と質問したい。どうせまともに聞いてないだろうから、”はい”とか言われるのがオチか)
⑦なぜか暗い人
怒ったわけでもないのに、指摘したわけでもないのに、なぜか暗い人って多い。
こちらは朝一で頑張ろうと思ってたのに、今日の占いで一位だったのに、そういう人と会ってしまうと、話をしてしまうと、なぜか暗くなる。
運気を吸い取られる。
なかなかこういう人にはテンポを合わせる事ができない。
前向きな話をしても、暗く返される
オーマイーゴット!!!(泣)
⑧いやにハイテンションな奴
会った瞬間から、シェイクハンドを求められ、欧米風かよとここまでは良い。
それから、
イエ~~イ。
イエ~~イ。
とハイテンションが続き、まるでテンポが噛み合わない。
奴が過ぎ去った後は、虚しく風が吹く。
そして、いいようのない徒労感に襲われるのだ。
今日は早く風呂入って、早く寝よう。
そう感じてしまう。
子供じゃない、いい大人なんだから、普通のテンポでビジネスしましょう。
⑨腹の底が読めない人
テンポが合わないというか、
非常に不気味で合わせにくい人はいる。
とってもニコニコして、話し方も丁寧で、
すごく熱心に話を聞いているように思える。
うんうん、と相槌も完璧だ。その人と会うと、笑いも絶えない、非常に楽しいひと時のように思う。
しかし、その会話の後、ふと気づくと、結論もなく、煙に巻かれていることに気づく。
全く恐ろしい人だ、全く腹の底が読めない。
テンポが合う合わないという次元を超えて、
恐怖さえも感じる。そういう人っているよね。
⑩突然キレる人
話している最中に突然キレる人がいる。
一見穏和そうにみえるが、目は笑っていない。
少し古いが漫画のスラムダンクの安西先生のような人だ(安西先生はキレないけどイメージ)。
そういう人と話すととにかく話す方がビクビクしてしまう。
もはやテンポが合わない処ではない。
人間として合わない。
⑪人のジョークを笑わない人
場の雰囲気を和らげようと、ジョークをいう時がある。
でも、決して笑わない人がいる。
そういう人とは、テンポが違い過ぎて合わないなと思う。
せっかく気を使って笑いを取ろうとしたのに…。
いや、決してオヤジギャグは飛ばしてない、
ちょっぴり皮肉が入ったジョークを言っただけだ。
5人は笑ってくれたけれど、あの人だけが…。
本当にテンポが合わない。
社交辞令でもいいから、笑おうよ。
それで空気が和むから。
笑ってお願い。
おわりに
あくまで、個人的な好き嫌いの範疇で書いてはいるが、大体は当てはまるのではないかと思う。
皆さんはどう考えるだろうか?
しかし、テンポの合わない人と話すのは
本当に辛いし、時間が長く感じるものだ。
できれば避けたいものだが、
ビジネスであれれば、なんとも・・。
なんとか頑張って会話するしかない。