はじめに
ご利用は計画的に!このフレーズを聞いたことがある人は多いだろう。
そう退職にもこのフレーズが使える。
退職、転職は計画的に、そう、私は無計画に勢いだけで転職をし失敗したのだった。
当時を振り返りながら後悔した事を挙げてみたい。
①転職先を決めてなかった
最大の失敗は、転職先を決める前に、それどころか転職活動さえも一切せずに、突発的に一時的な勢いだけで、上司に退職を宣言してしまったことだ。
よくドラマである退職届けを叩きつけるアレだ。
今思えば、本当に当時は無知だった。無知すぎた。
それが、その後ジョブホッパーとなるわが身を予兆する出来事だったのかもしれない。
②管理職の座を手放した
一応は管理職の地位についていた、私は転職先でも当然、管理職になると思っていた。
でも、今は只の平社員に過ぎない。
あの時、勢いで管理職の座さえも、簡単に手放してしまった。
少しだけ後悔している。
あのまま、続けていたら、出世して、もう200万ばかり年収は高かったかもしれない。
全くもって大馬鹿であった。
③貯蓄が全くなかった
私が退職を決めた際、貯蓄が全くなかった。
一生あの会社にいると思っていたし、残業残業の毎日から疲弊しており、パッパラパーとお金をゲームやらアマゾンで商品を買うやらで費やしておりました。
特にスマホゲームにははまって課金課金の荒らしだった。
今思えば、仕事もそこそこ成功し、何か熱中できる事を探していたのかもしれない。
その結果、貯蓄はススメの涙。
今考えれば、退職は無謀だったと思う。
只、本当に無知だったのだ、転職活動なんてすぐに終わると思ってたし、給料も今の水準を維持できると、楽観的だった。
本当に勢いで退職するものではない。
貯蓄は給料の6ヶ月分ぐらいは貯めてから退職すべきだった。
④転職について知らな過ぎた。
はじめて退職をしたときは、転職サイトさえも登録をしたことがなかった。
唯一リクナビは知っていたが、履歴書登録が面倒で、それっきりだった。
(もちろん、退職後登録はしたけれど・・。)
無知とは本当に恐ろしい。
何も知らないまま、辞表を叩きつけるなど今ではありえないと思っている。
(あ、辞表は経営陣が辞める時に使うもの、一般社員は退職届だけどね)
⑤バカンスを楽しむ余裕がなかった
次の転職先さえ、決めずに全くの勢いでの退職だった、そのせいで、一カ月ほどもあった有休は辛い転職活動ですべて過ぎてしまった。しかも、上記のように貯蓄がない。
お金がない。お金がなければ、旅行は無理
そうだから、長期のバカンスは無理だった。
(実際には1泊2日で温泉には行ったかも)
⑥直ぐに退職させられた
退職しますといった後、2週間で去れといわれた。本当は引き継ぎとかでもっと余裕をもって、退職をするものと思っていた(無知だった)だからビックリ仰天ヤバイと思ったが、もう退職を伝えて、その場で退職届も書いたので、後の祭りだった。
2週間後、有休に入りました(笑)引き継ぎがあるから、まだまだ先と思っていた自分。未熟でした。
⑦転職先が決まらず焦った
勢いで次の転職先も目処をつけずに辞めたことで、転職活動は焦りに焦ってしまった。
転職サイトとエージェントサービスに登録したものの書類選考で落ちまくった。
(今考えれば適当な履歴書・経歴書だった
転職を2回も経験した私はもはやプロなみだ。直ぐに面接までいけてしまうのだ、<苦笑>)
面接さえもまともに行けずに、焦ってしまった。
それで手っ取り早く内定をもらった会社に入ってしまった。
(それが、転職失敗の黒歴史の始まりでした)
⑧結果的に焦って転職して失敗した
そう転職に失敗しました。
焦って入った企業では、給料が100万円下がり、しかもブラックでした。
社内の雰囲気は異様。サービス残業の嵐深夜までの残業。
ここまでは普通だが、残業代ゼロ円なぜか怒られて評価を下げられる(パワハラ?)とんでもない会社に入ってしまった。
すべて勢いで退職した事が原因だった。
(でも、ブラック企業のブログが書けて今ではおいしいと思っている私)
おわりに
皆様に、助言する。
どんなに怒っても、
どんなに憤っても
どんなに落胆しても
勢いで退職はするな。
経験者からの助言である。
急いては事を仕損じる急がば回れである。
転職とは計画的にはじめ、こっそりと活動し、決まったころに、上司にサインを出し。
退職を告げるのが本流である。
王道である。
勢いで退職して次の仕事が決まらないでは、
ただのバカだ。(はい、私のことでした~)
皆さんは反面教師として、退職したくても、多少は我慢して、計画的に進めていきましょう。
私の退職経験が少しでも役立ってくれればと思います。