- はじめに
- あなたの為の仕事
- 挑戦心をもってますか
- 楽しめる仕事へ
- 本当にやりたいことを自分に聞く
- あなたの中には解決する力がある
- 不運な贈り物が来たら
- 今の会社で道が開けない
- 困ることの大切さ
- 自分に合う仕事
- 我慢してないか
- 大嫌いな仕事
- 自分を過小評価しない
- 幸せのチャンスは誰にでもある
- 仕事の行きづまり
- 自分の心
- おわりに
はじめに
退職するかどうかは人生の選択です。
私自身最初の会社を退職する際に、相当迷った覚えがあります。
以前勤めた会社は、社内政治が横行し、会社の将来性が不安になったのと、そんな環境では、①自身の出世も見込めないなという思い。また、外の世界で挑戦するなら30代の今しかないかも、②チャンスは今だけだという強い思いと、勢いで飛び出した事を覚えています。
実際は、他にも色々理由が当時はあったと思いますが、今改めて思えば、その2つに集約されるのかなと思います。
それで辞めたものの次の会社はブラック企業でした。残業・休日出勤の荒らしで残業代はなんと0円、それでも出来ない仕事サービス残業(家で残作業をする)、スキル不足を理由にしたパワハラ(上の圧力がすごい)、だから、社内は常に無言でギスギス感が半端ないという稀にみる超ブラック企業だったので、ヤバイと思って辞めてしまいました。
ハードワークなのは割りに大丈夫でしたが、残業代未払いという違法行為は許せなかったのと、何より働いても働いてもお金が貯まらないという仕組みにハマったのが決定的でした。
さすがに2社目は退職するという悩みよりも、退職しなければ将来に関わるという強い思いと決断があったので、悩むことはなかったように思います。
ただ、会社を退職するというのは、平凡なサラリーマンにとって、人生の一大事、一大決心なのだと思います。
私自身もそこに強い関心があって、過去記事を何本も書いてきたという経緯があります。
今日は改めて過去記事をまとめてみたいと思います。
拙い記事ですが、少しでも退職で悩んでいる方々への助けになればと思いいます。
あなたの為の仕事
あなたは会社の為にというのが口癖になっていないでしょうか?
会社の為に家族と遊園地に行く時間をキャンセルする、会社の為に結婚記念日を放りだす、会社の為に親孝行の時間を削る。
まさに過去の優秀なサラリーマン像を引きずっています。
しかし、いまだにこういう考え方の会社員は多いのだと思います。
そんなあなたに、「そろそろ自分の為の仕事を検討しませんか?」と伝えたいと思って書いた記事です。
挑戦心をもってますか
この記事は退職するかどうかを、上司への不満、会社がつまらないなど後ろ向きな理由からではなく、自分が今の職場で挑戦的に働けているかを基準に考えてみようという内容です。
人は前向きに動いた時に、チャンスを掴む事が多いです。
一世一代の退職&転職であるならば、ネガティブに行動をするよりも前向きに動いていきたいものです。
楽しめる仕事へ
「仕事は辛く苦しいもの」いつの間にか、私たちは仕事をそういう単なる辛い労働だと捉えてしまいがちです、
でも、世の中にはごく一部かもしれないですが、仕事を心から楽しいと考えて、毎日をワクワク過ごしている人はいるものです。
もしあなたが仕事を心から楽しみたいと考えるなら、その選択の一つに退職するということがあるのです。
本当にやりたいことを自分に聞く
この記事は私自身の深い現状に対しての悩みが含まれています。
今となっては自分がやりたい事をみつけ、確実に近づいている実感がありますが、この記事を書いた当時は辛いIT業界という世界の中で、暗中模索でした。
出世やお金持ちになりたいというのは誰でも描くものですが、案外、自分の人生を幸福にするためには、それさえも無駄なものかもしれません。
(もちろん、出世・名誉、お金は大事ですが、それをすべてにすると人生が不思議と暗い渦に覆われてしまうものです。)
あなたの中には解決する力がある
退職するか迷っているとき、次の会社で自分のスキルあ通用しないのではないかと不安を感じるものです。
ですが、あなたの中にはしっかりとその問題を解決する力が眠っているものです。
この記事は私の好きな本の一節からの言葉を使い書いています。
不運な贈り物が来たら
悪い事(レモン)は誰にでも贈られてくるものです。
その悪い事を、なんでこんなに悪いものが送りつけられて来たのだと怒り、自分の不運を呪う道を歩んでいくのか、
それとも、こんなにも素敵な贈り物が贈られてきた。
これは自分への素敵な贈り物であり、チャンスだ、困難だが立ち向かおう
と捉えるのかで、その後の人生は変わっていくものです。
今の会社で道が開けない
松下幸之助さんの言葉を聞くと、いつもハッとさせられます。
今が上手くいかないのは志が弱いからだ。きっとそうなのだと思います。
今、ようやく自分の人生がみえたのは、どんなに失敗しても挫折と思わず前向きに捉えて、自分の過去の思いをよみがえらせ、強い志に変換してきたからだと思います。
今の会社で道が開けずに、前向きになれないのならば、退職を考えてみるというのも一つの手だと考えます。
困ることの大切さ
今、退職するかどうか悩んで、非常に困っているのだと思います。
しかし、その困るという事が見方を変えれば最高のあなたへの学びのプレゼントという事を忘れてはいけません。
どんなに辛くとも、その困るというプレゼントを解読し、分析し、自分の中に取り入れて、大きな原動力へと変化させていかなければなりません。
自分に合う仕事
私は自分に合わない仕事を我慢して続けて、身体を壊しました。
自分は身体だけは大丈夫だとずっと思っていましたが、自分の性に合わない仕事は、無意識化、意識化の両方で自分の精神に入り込み、そしてその影響を身体へともたらしました。
そこではじめて自分が本当にやりたい、心から頑張りたい、ここでやるという仕事につくことがとても大事な事なのだと悟りました。
我慢してないか
人間は安定が大好きです、だって挑戦すると面倒が多いし、リスクも高くなる。だから安定が好きです。
でも、本当はやりたい事があって、挑戦が怖いから我慢しているのだとしたらどうでしょうか。
我慢する人生も美徳かもしれませんが、怖さを乗り越えて、挑戦する人生ってもっと素晴らしいものになる気がしませんか?
大嫌いな仕事
この記事で引用している本を読んで、非常にハッとさせられます。
大嫌いな仕事を一生続けるのは拷問を常に受けているようなものです。
たまたま、精神も身体も健康なまま過ごせたとしても、夢も希望のない生活を続け、それを一生としなければならなくなります。
死ぬ直前に後悔するのはあきらかですが、ほとんどの人はそれを続けようとします。
そして週末の楽しみが人生の楽しみとなります。でも、それもさみしいですし、せっかくなら週末も楽しんで、仕事も楽しみたいと思いませんか?
自分を過小評価しない
心のトリガーには安全装置がついているようで、常に挑戦する際にそれが安全弁として機能してくれています。
トリガーを一度引いてしまうと、猛烈なスピードで人生は流れて行きます。
それはとても恐ろしいもので、かなりの衝撃を伴う出来事となります。
でも、時として自分で勇気をもってそのトリガーを引くことが大事な時もあります。
その時にあなたは安全装置を外して、力強く引けるでしょうか?
幸せのチャンスは誰にでもある
「ちょっと今から仕事やめてくる」は、是非とも若い人に読んでもらいたいおすすめの本です。
電通の過労死自殺の件のように、若くして仕事で悩み自殺してしまう人が後を絶ちません。
若さがあれば、今の苦しみなんてなんとでもなるのですが、若さゆえ、その視界の狭さゆえに、それが理解できません。
この本はそんな若い人に読んでもらい、仕事なんてそんなもんだし、人生はいくらでも変えることが出来るという事を少しでも理解してもらいたい。
この記事はその本の重要な一節からの引用をもとに、幸せになるチャンスについて考えています。
仕事の行きづまり
この記事は私の大好きな菜根譚からの引用です。シンプルで、あたりまえの一節ではありますが、非常に深いです。
仕事が行き詰ったら、最初に戻って考えるとふと可能性を感じることがあります。
退職について悩んでいるときに、子供の頃の思い、大学時代の思いを改めて思い出してもらいたい。
そうすれば、きっと思わぬ自分の熱い思いに触れてビックリするはずです。
それがあなたの次の人生を形作るものになるやもしれません。
自分の心
これも、菜根譚からの引用です、自分の心を理解していると、心の中に欠けたものが全くない事に気づきます。
そうなれば、退職の悩みや、転職の不安など恐れるにたりません。
まず、そうなるために、自己分析をきちんと行ってみることが重要です。
そうしているうちに、自分の中にある完全な思いに気づくでしょう。
それが天職への道ですし、人生を仕事をとおして楽しむ為に不可欠なことなのです。
おわりに
過去記事をそろそろまとめてみようと思って、この退職するか悩んでいるシリーズをまとめてみて驚きました(笑)私はこんなにも退職の悩みに対しての記事を書き続けていたのです。
それほど、自分自身にとっても、ものすごく深刻な悩みだったのでしょう。
転職を失敗し、世の中について希望を持てなくなった自分は、この記事を書き続けることで、心のカタルシス(浄化)を行っていたのかもしれません。
結果的に今は悩みも消え、残りの人生の目標も明確になり、前に進んでいます。
皆さんも苦しいでしょうが、現実にめげることなく、強く歩みを進めてもらえればと思います。
仕事になんの楽しみもなく、死んだ目で毎日を過ごす、そんな人にはならないでください。
人生は色んな苦しみがありますが、そんなに捨てたもんではありません。
それを捨ててあきらめてしまっているのは、あなた自身なのです。
それに気づき、他人の人生ではなく、自分の人生を歩んでいきましょう。
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