はじめに
中年になって、何となく会社員を続けてきて思う事は、年を取るにつれ、まさに情熱を込めて仕事をするという事が少なくなってきたという事。
毎日、定時に帰る事を考えて、仕事もそつなくこなしていく事が目的と段々となってきたような気がする。
出世の道も転職を繰り返す都度に途絶え、見込はほとんどないようにも思える。
そんな中年おやじの楽しみは休みの時にブログを書いて、自分の意見を発信して喜んでもらう事。
って、おいおい、わたくし、ぶん流はこんなんじゃあ終わりませんよ。惨めな中年おじさんスタイルは取りませんよ。
という事で、GWも今日で終わりという事で、明日からの仕事に向けて精神を高める高めるために、今日は気合の入ったブログにしたいと思う。
仕事に熱意を持つ
熱意がない、ただやらされでやる毎日なんて、つまんない。
私も派遣社員としてそんな退屈な日々を過ごした時期もあった。
本当にそういう環境は辛かったが今は、それも収まり環境的には納得できる職場で働いている。
もし熱意がでない職場で働いている人は、思い切って派遣先を変えたり、転職する事も視野に入れた方がいいだろう。
やっぱり気持ち的に嫌な職場で熱意を持つという事は、少なくとも私には絶対にできない。
そもそも嫌なものは嫌だからだ。
それを我慢してやるというのは神の領域と言わざるを得ない。
ともかく、やはり今の環境にそんなに不満もないのであれば、今の仕事に情熱を傾けるべきだろう。
それは仕事ばっかりしろという事ではない。
今の仕事の成功を夢見て、周りを鼓舞し成果を出していく、そして社会の何かに少しでも貢献していく事である。
只不満ばかり並べて毎日の仕事をこなすよりも、絶対にそっちの方が人生が楽しい。
嫌な仕事でも真剣にやる
仕事は確かに熱意を持てる仕事ばかりではない、中には、上司から急に言われたような本当に地味で嫌な仕事なども降ってくるものだ。
例えば、急に、「明日までにこのプレゼン資料を100部用意しておいて」とか、意味不明で怒りを感じるような雑用も与えられることもある。
会社員ならばこういうのは日常茶飯事ともいえる。
只、このような仕事が振られたとしても、私は真剣にやる。
理由は簡単だ。
そっちの方が利点が多いからだ。
想像してみるといい、急に雑用を振られて、不満や怒りで一杯になった自分自信を、まずその怒りや不満を鎮めるのに1時間ぐらいかかるだろうし、その間に嫌々はじめた仕事は効率も品質も悪い。
先ほどのプレゼン資料なら、ホッチキスで無駄に手間取ったり、表裏印刷を間違えたり、普段間違えないようなミスを嫌々やったら連発してしまう。
つまり、効率が悪いし。
どんどんネガティブ思考が増してきて、最悪の一日となってしまう。
そうなるよりも、真剣に只ひたすらに、その雑用に真剣に集中するのだ。
そしたらあっという間に、雑用だから時間を費やせば終わってしまう。
そしたら、さっさと意地悪上司への怒りなど捨て置いて、自分の仕事をすればよい。
結果にこだわる
プロセスが大事、結果などどうでもいい。
いやいや、例え安定した給料がもらえる正社員の会社員でもその考え方はどうかなと思う。
そもそもプロセスよければすべて良しを会社全員がやれば会社はあっという間に倒産してしまう。
会社とは結果がすべてだ。
例えば、システムで例えると、どんなにいいシステムを導入して、どんなにいい教育をして、どんなにいい設計手法を使って、どんなにいい技術者をつかって、どんなにいいプロジェクト管理を行っても、お客様から要求された品質や納期を満たさなければ、お金(売上)は一切入ってこないのだ。
だから、プロセスがいいから評価してくれというのはそもそも虫が良すぎる話だ。
会社は表向きには社員を大切にしているようにみえても、結果を出せない社員を真に信用し重用する事はしないものだ。
だから、結果にはこだわるべきだ。これくらい努力したからいいじゃないかとい
うのは、上司が部下をやる気にさせるためにはいいが。
本人がそれに溺れてしまって、結果を出せなければ、将来の出世や給料UPは見込めない。
それに、会社員が嫌になったとして、フリーランスになると決意したとしても、結果が出せないフリーランサーなんか、お客からすぐに契約を切られてしまうのがオチだ。
そもそも、フリーになったり、独立したりすれば、結果がすべてで、結果を出すからお客様に認められて次の仕事がもらえる厳しい世界だ。
これが働く本質である。
だから、会社員というぬるま湯の環境にいたとしても、ゆめゆめ結果を出すという事を忘れてはいけない。
なんで出世ができないんだという人へは、結果を出せとしか助言の言葉は見つからない。とにかく、結果にこだわって四六時中真剣に考えつくす事でおのずと結果へ辿り着くのだから、そこまでやれという事だ。
不平不満を口にしない
会社への不平不満を言い続ける一番の問題点は、それが自分に負の連鎖として返ってくるという事だ。
私も以前の職場で不平不満ばかりいって、人生は終わったとまで思い悩んだ時期がある、その結果得たものは?⇒体調を壊す。
はい、私は体調を壊してしまった~。
今思えば、神様からのプレゼントだったと今では考えているが。
やはり、不平不満のなれの果ては自分の精神や身体に返ってくるものだと思い知らされた出来事でした。
怒りの感情をうちに秘め、それを養い、増大させて、会社への不満を何倍にもする。
でもそのエネルギーをずっと自分の中に蓄えておけるようには人間の身体は出来ていない。
邪神や破壊神だったら耐えられるかもしれないけど、普通の人間には無理という事だ。
だから、不平や不満はおすすめしない。
それに、不平不満に時間を割き、意識を割くよりも今の現状の問題を一つでも潰して、結果を出すことや、思い切って転職や独立をして環境を変えることに苦心した方が、人生の時間を有効に使えるのでお得ではないかと思う。
残業時間を上げるのではなく効率をあげる
私は先に上げたように、会社への不平不満を募らせて、体調を崩した。
それまでは、超残業派だったと思う。
仕事の為には徹夜もしたし、休日出勤も進んでした。
長時間労働は当たり前。
それが会社の為だと本気で思っていたし、結果を出すためには時間が必要だと思っていた。
しかし、もう若くはなかったし、体調も壊してしまった事で、やむなくどうやったら定時近くに返り、尚且つ、きちんと結果を出して、会社に首を切られないか(派遣なので契約を切られないか)を必死に考えた。
そしたら意外にも出来るようになった。
何が変わったのか?
1つ目は、スタートダッシュだ。
朝からやるべき課題を立てて、朝からバンバン仕事を進めていくようにした。
そうしたら意外にも進む。
以前は、残業しすぎもあって、午前中は頭がボーっとして、全くエンジンがかからず、ようやく夕方3時ぐらいから仕事に集中していたものである。
それが、定時に帰ることを基準に朝から集中することで、仕事はどんどん片付いた。
2つ目は、鈍感になるという事だ。
上司の都合や、同僚、お客様の都合を考えて、色々悩んで調整をしていた、その調整の時間が非常にロスが多かった。
しかし、体調が悪く早く帰りたいので、鈍感になる事にした。
空気を読まなくなった。
最低限の礼儀は尽くすものの、問答無用で電話をかけたり、直接ネゴシエーションをしたり、朝からさっさと調整ごとを片付けていった。これで案外業務は効率化できた。
3つ目は、時間がかかる仕事は調整をした。上司から急に振られた仕事はよほどの事がない限り、期限を延ばすように交渉したし、(結構、余裕がある仕事を緊急でとかいう上司は多いものだ)お客様からの依頼もきちんと出来る期日に設定した。
4つ目は、周りへの周到なネゴをした。
体調不良を説明し、なるべく定時に帰るという事を伝え、尚且つ実行に移した。
そうすると、周りも緊急でない限りは会議を定時後にするという事が減ったし、何かと気を使ってもらえるようになった。
最初はマイナス評価になると思っていたが、結果をきちんとやり、真面目に仕事をこなす姿勢で評価は下がらなかったし。
ぶん流さん流石ですねという感じになったので、逆に良かったかもしれない。
こうやってまとめてみると、意外に自分でも考えて、頭を使って残業削減を実践したのがわかる。
しかも、結果には無茶苦茶こだわっていた。火事場の馬鹿力というが、そういうものは本当にあるようだ。
長時間労働前提で仕事をしたときとは比べものにならないぐらいの効率性と結果への集中力を私は体調不良のおかげで手に入れたのであった。
嘘は絶対につかない
人間、仕事が忙しいなど、追い込まれてくるとついつい嘘をつきたくなるものだ。忙しくないのに忙しいと断ったり。
用事がないのに、用事があると飲み会を断ったり。
自分が都合の悪い事を避けるために、人は小さな嘘をついてしまう。
まあ、それはそれでいいように思うが、私はそういうの嫌いなので嘘をつかない事にしている。
だって、普段嘘をつくと、私の言葉を誰も信用してくれなくなるからだ。
もし真実の言葉で仕事をしていれば、それが上司や同僚、お客様にも伝わると考える。
その真摯さが仕事を成功させると思っている。
それに、自信になる。
自分は本心を語っているから、発言にブレがない。
まあ、でも嫌で断りたくなる時はある。
そういう時は、相手の気持ちを考えた上で断る事にしている。
これは場数を踏む事だ。
色々と素直に断っていると、何となくいい断り方が身についてくるし、相手も嫌な気にはならないものだ。
いつも人間力を磨いていく
人間的に素敵になったかどうか、それを人間力と表現する。
結局は人間的に尊敬されない人が成功をするはずはない。
周りから好かれ、信頼されてはじめて周りの力を借りることができる。
そもそも一人の力では限界があるのだから、会社組織の中では特に一人では立ち回る事ができない。
しかし、人間的に尊敬される人になれば、どんどん周りが手を差し伸べてくれて引き上げてくれたりする。
それに取締役から声がかかったり、出世の道も開けてくる。
私は出世が先ではなく、人間力が先にあって、然るべき地位につくという考え方だ。
だから、今、単なる平社員だったとしても、志を高くもって、崇高な思いを抱いていて、真面目に取り組んでいるならば、必ずその人柄を放っておく人はいない。
だから、いつでも人間力を磨いていかなければならないし。
それが出世への近道だともいえる。
稀に、ろくでなしなのに出世する人もいるが、なんだかんだで、後で凋落していくから不思議だ。
ただ強く思う
沢山の成功者の本などを読んでいると、思いの強さが一番大事なのがわかる。
私なんかの中年で意志が弱い人間でも、思いを強く持ち続けて、行動していけば、人生が開ける時もあるものだ。
そんなの嘘だ!と批判する人もいるかもしれないが、私は強く思いの効力を信じる。
だから、この強く思う事が最も大事な事だ。私自身は転職を繰り返し、出世の道も閉ざされたような中年おやじだ。
だが、あきらめてはいない。
別に金持ちになりたいとか、名誉が欲しいとかではない。
(いや、本音を言うと、ちょっとぐらいのお金と名誉はもらってもいいかも)只、大事なのは、自分が死を迎えるその時までに、とっても面白い仕事をしていたいと思うんだな。社会に貢献できるような大きくてワクワクする仕事を成し遂げたいと思っているんだな。それが何かってよくわかってないし、もう中年だけど。
でもでも、そう強く思って生きる方が、例え何も為さなかったとしても、絶対に死ぬときに後悔しないし、楽しい人生だったと思えると思うな。
だから、あきらめないし、強く強く思い描く。
それだけなのだ。
さいごに
あきらめるのは簡単だし、時にはあきらめてもいいと思う。
でもどこかの環境で、どこかの時点で、勇気を振り絞らないといけない時はあると思う。そういう時には絶対にあきらめてはいけないし、もっと、もっと思いをMAX強く持つのが大事だ。
俺はダメだ、俺の人生なんてと嘆くのは簡単だし、そんななら一生そうであればいいと思う。
でも、強く強く自分を信じて、思い描く事で人生は必ず好転する。だから、強く強く思う。前を向く。
ここまで読んでくれてありがとう。
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