はじめに
残業が泥沼化している会社では、ほぼ定時には帰れないものだ。私の会社も同じで、会社に定時という概念が存在しない。そんな会社でも早く帰る方法を考えてみる。
唯一無二の方法
➡問答無用で早く帰える!
評価や周りの目など無視をして帰ってしまえばいいのだ。
仕事が残っていても帰ってしまえばいい。
そうやって帰って行くと周りもコイツは早く帰る奴だと認識してくれる。
そうなればオールオッケー
残業と仕事の結果は関係ない
結果を出さなきゃと焦って残業する人ほど、結果は出せないものだ。
そういう人を沢山みてきた。そしてそういう人はどかで体を壊して行くのも日常茶飯事という事も知っている。
自分は仕事が楽しいと言っていたにも関わらず体を壊していく。不思議だ。
本当に仕事が出来る人は段取りを組める人だ、仕事にメリハリを付ける人だ。
そういう人が常に遅くまで残業し続ける事はない。
本当は帰りたい人ばかり
体を壊してしまう人が多いという事は、実際は帰りたいのに無理に仕事をしているという事だ。
結局は自分の意思を無視しているから病気になる。人間はそんなに強くない。
残業続きで耐えられるようには神様は作ってくれていない。
帰るのが正解
大事な仕事でない限りは、さっさと帰ってしまっても実際には問題ない。
ほとんどの業務は朝に集中してやってしまえば終わる。
でも、早く帰らず残業をする人はそれが出来ない。
なぜなら遅くまで残業しているので頭が働かないからだ。
そんなの当たり前だが、頑張り屋な日本人は時間を費やせば出来ると信じている。
もう、バブル期のイケイケの時代は終わった。モーレツなど不要だ。
だから、早く帰ろう、そして誰よりも頭を使って効率的に仕事をして行こう。
残業の一番の原因は人
今までの経験上、仕事が遅れる原因は人である。
例えば、上司が会議の為に稟議書を回せないで、待っている間にもう定時過ぎというのはよくある話だろう。
しかし、一番の残業の原因は自分にあるという事に気づいているだろうか。
キーワードは遠慮である。
- 上司がトラブルで忙しそうなので遠慮した。
- 上司が怒ってそうなので遠慮しておいた。
- 大した問題ではないので上司への報告を遠慮した。
- 自分で出来るだろう上司も迷惑だと思って相談を遠慮した。
この例では上司との関係を例に挙げたが、先輩、他部署の社員、他部署の部長、課長、経営陣などあなたが遠慮する相手はゴロゴロいるのである。
人を制すれば、早く帰れる
一番の方法は、早く帰る事だが、二番目は人を制する事である。
とにかく人に関わる事は、相手の事など気にせずにガンガン行く事である。
そうすると最初は怒られるかもしれないが、勇気をもってガンガン行く事で、報告連絡相談やネゴシェーションの要が見えてくるし、それによって業務は効率的になるのである。
人によってアプローチの仕方はがらりと変わってしまうので、こればかりは場数と経験しかない。
仕組みを考えよう
非効率に業務をやる人ほど考えずに目の前の作業にまじめに取り組む。
だが、仕事は手を抜く方法を考えるのが実は重要だったりする。
手を抜くとは仕事をサボることではない、仕組みを作り最小限の労力で結果を出す事である。
だから、毎日自分の仕事がどうやったら楽になるかを必死に考えてほしい。
そうすると案外いい仕組みのアイディアが浮かぶものだ。
さあ、どこから手を抜こうかワクワクしながら考えてみよう。
きっと残業が劇的に減り、単純作業が減って仕事が生産的になり楽しくなるに違いない。