- はじめに
- 地底から来るもの~それは過去~
- 宇宙からやってくるもの~それは宇宙の意志~
- 宇宙へ向かうもの~それは未来~
- 幸せって人それぞれ~定義の仕方で苦しむ~
- 今すぐに幸せになる簡単な方法~自己実現法~
- まとめ
はじめに
幸せ論に終わりはないと思もう。太古の昔からそうだったのではないかなと思います。私は古典が好きでよく読んでいたりするのですが、ヨーロッパ、中国古典、江戸時代の文章などなど読んでもみんな悩んでいて、幸せとは何かをそれぞれのやり方で追及していっている人達がいます。
ちょっと今日はまじめに(いつも馬鹿マジメです。)幸せ論を考えてみます。
地底から来るもの~それは過去~
トラウマという言葉がありますように、人は過去の出来事に縛られ、過去の体験に怒り、過去を毎日のように思い出し苦しみます。
私は少しカウンセリング心理学の勉強を趣味でしていましたが、カウンセリング心理学は過去の出来事を今に表現し、浄化する事で心の病から人を救う学問でもあります。
そこで、学んだことは、過去に縛られて、自分自身の幸せを遠い地底の奥深くに閉じ込めて、過去を今に反映していることがどれだけ苦しく辛いことかということです。
それが自分でもどうしようもできないレベルになったらきちんと精神科や心療内科などにいったり、カウンセリングを受けてみる方がいいと思います。
ただ、そこまで過去の悩みに苦しんでない人でも、少なからず昨日の仕事の失敗や、親友との喧嘩などを引きずっているものです。
私自身もとっても過去を引きずる人だったりします。
そうやって過去を考えると、胃が締め付けられ、時には考え過ぎて頭痛になったりと、自分自身の心と身体を痛めつけていくんですよね。
それで私自身は体調が悪くなってしまった過去があったりします。
でも、地底から来るもの(過去のトラウマ)があるから、幸せになれないというのは違うのだと思っています。
幸せって地底からはやってこないものです。
なのに人って地底ばかり目を向けて、他の方向に幸せがある事に気づかないものなんですね。
また、一方で、今は不幸だけど過去は幸せだったという人もいます。
やっかいですね。
過去は裕福でメイドさんも雇って、何でも欲しいものを買ってもらえた。
しかし、今は貧乏のどん底で不幸せだ。
こうやって、人は過去と今の不幸を関連づけるのですね。
宇宙からやってくるもの~それは宇宙の意志~
宇宙からの意志(サムシンググレート)が幸せを運んでくるという論理もあります。宗教的にいうと神様や仏様が幸せを運んでくれるという考え方もあります。
宇宙からの意志は、引き寄せの法則などでよく本になって出版されていますね、自分の心の中の思いが宇宙の意志に到達しそれが現実になる。
だから、心の中を前向きな状態にすれば、おのずと幸せが引き寄せられる。
私も一時はまって実践していまでも、心の姿勢には気を付けていたりするのですが、なかなか目の前に嫌な事や不運な事があると、逆に心がマイナスに満たされて、不幸を運んで来たりもするという論理になります。
だから、毎日ポジティブにしようと努力して逆に疲れてしまいます。
とっても大事な考え方ではあるのですが、なかなかそんなにポジティブになれることって少ないものですよね。
宗教で、神様に願って幸せを頂くという考え方もあります。私も七福神に願ったり、色んな寺社で幸せを呼んでくれる神様に幸せにしてくださいと神頼みしたりします。
ただ残念ながら神様はいつも幸せを運んでくれるわけではないようですね、きっと人生の岐路などの大事な時には幸福を運んでくれますが、日々の毎日をずっと幸せにしてくれるほど、日本の八百万の神様達は暇ではないんだと思います。
次に仏様に幸福を願ってみましょう。
私は仏教書を何冊か読むほど実は仏教についても学んだ時があります。
特に私は観音菩薩を崇拝していたりしますので、お守りとして観音経を持参しているほどです。
観音様はあらゆる今の不幸から色々姿形を変えて救済してくれる菩薩様です。
今苦しい時に、ギュッとお守りを握りしめて祈ってたりしたときもあります。
そういう自分が愚かな考え方に浸らない、不幸をバネにできるように、観音様に願いをこめているという考えです。
ただ、いざという時に観音様は心の支えになり実際に自分自身を救ってくれますが、毎日を幸せにしてくれるかといえば、それは違うのだと思います。
要は、神様も仏様も毎日のあなたを幸せにはしてくれないものなのです、ご利益は大事な時に来ます。(本当は宗教的に毎日神様や仏様はあなたのそばにいて見守っているのですが・・)
宇宙へ向かうもの~それは未来~
宇宙というのは、ビックバンから始まり未来に向けて拡大しているものらしいです。
だから、宇宙を考える時というのは未来を考えることに通じます。
「幸せになるために、俺はビックになるぜ!」
「お金持ちになったら、幸せになれる」
「マイホームをもったら、幸せになれる」
「結婚したら幸せになれる」
「サッカー選手になtったら、幸せになれる」
世の中には夢、ドリームがあります。
私は最近、夢を持たない事に決めましたが、否定をしていません。
とっても大事な考え方ですし。
夢がなければ、社会は発展しないでしょう。
数々の夢をもった人達が、未開の地を開拓し、この国を、この世界を作ってきたのです。
でも、上記にあげたように、夢が叶う=幸せという論理には抵抗があります。
じゃあ、夢が叶わなかった人は不幸なの?
私のように夢をみないように決めた人は不幸なの?
という話になります。
例えば、オリンピックで金メダルを取るという夢に邁進して、
結果、オリンピックにも出れなかったスポーツ選手は不幸なのでしょうか。
その人はオリンピックの為に、青春時代をすべて捧げて、家のお金もずいぶん使ったにも関わらずに、ここ一歩のところで大成しなかった人は不幸なのでしょうか?
一方で、実際に夢を叶えた人は幸せなのでしょうか。
その叶えた瞬間は幸せなのかもしれません。
例えば、宝くじでドリームをまさにジャンボに叶えた人はその一瞬は幸せなのかもしれませんが、中には幸せが一瞬で終わって転落していく人もいます。
一方でそれを元手に人を幸せにする事業をはじめ、ずっと幸せを継続する人達もいます。
そう夢=幸せという一般論は間違っています。
まあ、夢を叶えた一瞬は誰でも最高の幸せではあるでしょう。
ですが、前にも述べたように夢は大事です、人類の発展のためにも、夢の過程で人が成長していくためにもとっても大事なのです。
幸せって人それぞれ~定義の仕方で苦しむ~
地底と宇宙の表現を使って、幸せについて考えて来ました。
なんか訳わからなくなってきますよね。
そうです、幸せって千差万別です。
人それぞれだったりします。
ある人は過去が幸せ。
ある人は今が幸せ。
ある人は将来夢が叶ったら幸せ。
まあ、少なくともいえるのは、大体一度は幸せを感じられるようには人生出来ているということでしょうか。
でも、ここで一つ言えるかなと思うことはですね、幸せって定義の仕方次第じゃないかなってことです。
それはなぜって?
はい、次いってみましょう。
今すぐに幸せになる簡単な方法~自己実現法~
一応、このブログは自己実現をテーマにしたブログなんですよ。
知ってました?
ああ、知らない?
そうですよね、超無名ブログですからね。
まあ、それはさておき、自己啓発本みたいなタイトルをつけました。
たぶん、ツリですかね。
前の項で、定義の仕方で幸せがやってくる風な事を書いてしまいました。
しかも、簡単な方法とタイトルをつけてしまって、プレッシャーさえも感じています。
じゃあ、言いますよ簡単に幸せになれる方法。
怪しい自己実現セミナーの勧誘ではないですからね、私のブログ。
はい、では
それは。
今、幸せを感じることです。
今、ある幸せを常に探す事です。
ちょっと今ある幸せは過去記事に詳しく書いています。
これを読んでというと、今回のブログの趣旨が説明できませんので、
もう少し続けますと。
過去に振り回されたり、宇宙や神様仏様に幸せを願ったり、夢を幸せと結びつけたりします。しかしそれで幸せを感じられないと、自分は不幸と考えてしまいます。
それだと、毎日がもったいないと思うのです。
確かに、地底からも宇宙からも幸せはやってきますよ。
宇宙は確かに神秘を秘めてますし、きちんと日本の神様は願いを叶えてますし、仏様は人々を悟りの道へと導いていらっしゃいますよ。
でもね、幸せの定義を変えてみると、簡単に幸せというのは感じられるものなのです。
例えば、
ずっと植物を眺めてみる。
彼女・彼氏、パートナーと抱き合ってみる。
好きな音楽を聴く。
お笑い番組をみる。etc
自分が幸せを感じようと思えば、いくらでもすぐそこに幸せがあったりするものです。
不幸の信者は、それを決してみようとせずに、他の事でしか幸せは来ないと思い込んでいるものです。
でも、その定義を変えてしまって、幸せって今、感じるものっていう風にさらりと変えてしまえば、世界は幸せに包まれます。
例え不幸が降りかかっていた時でも、人は幸せになれるものです。
最近は、小林麻央さんのブログが良くニュースとかで取り上げられていますね。
がんのレベルも高く、毎日が苦しい状態なのだと思います。
でも、一方で最高の幸せを感じてらっしゃるのだとも思います。
子供といる幸せ、おいしいものを食べる幸せ、旦那と会話できる幸せ、お姉さんと談笑できるしあわせ、使命を持ち、世の中に影響を与える幸せ
確かに不幸といえる状態ですが、私は素晴らしく幸福な生き方をされていて尊敬できる方だなと思っています。
きっと彼女のブログで日本中の何人もの人が元気づけられているのだと思いますし、幸せって何かを、その定義を考えさせられているのだと思います。
幸せは、地底からも宇宙からもやってきますが、最後の最後は今、あなたのここに幸せはあるのだということを感じてもらいたいんです。
そしたら、きっとどんなことがあっても、幸せを感じる幸福な生き方ができるのだと思います。
まとめ
私自身の事も文章の途中で入れていきましたが、過去に縛られ、未来が叶わないことに苦しみ。神頼み、仏様へ願うばかりの人生でした。
でも、幸せを今に求めるキッカケになったのは、少しかいた心理学の勉強をしたことが始まりのように思えます。
そして、度重なる転職で失敗しビジネスの成功から遠ざかり、少し体調を崩してしまったことで、今後の人生と幸せを考えるにあたり、今の幸せをみつけ噛みしめることがいかに大事なことかに気づきました。
地底や宇宙ばかりみている人は、少し立ち止まって、今ここをみてみるのはどうでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございます。