自信をつけよう
今、皆さんの中には、毎日辛い日々をを送っている人もいるかもしれません。
そんな人の心の中は、
「自分は駄目だ。嫌なところばかりだ。」
「こんな目にあうなんて、不幸だ。」
「また、自分は失敗するかもしれない。」
という負の感情でみたされているものです。
そういう時は全てが嫌になってしまい、全てが悪くみえてくるものです。
疑心暗鬼です。
そして、その負の感情の根底にあるのが、自己肯定感の低さです。
簡単に言えば、自分に自信がないということです。
自分に自信がない人は、それだけで自ら不幸の原因を作ることになります。
例えば、仕事の話をしてみましょう。
もし、仕事で自信がない人に仕事を任せたらどうなるでしょうか?
それは簡単です、成功しないということです。
失敗はしないかもしれませんが、成功はしないのです。
なぜかといえば、自己を否定する人は、成功するための強い意識をもつことができないのです。
そして、自分ができない言い訳を必死に探し始めます。
体のよい言い訳ができれば、あきらめることになります。
ですから、結果として、仕事で成果は出せないのです。
中には、
「私は悲観的な性分なんだからしかたないじゃないか?」
と性格を理由にする人がいます。
しかし、それは違います。
単に自信がないのです。
そして、自信をつけるには毎日の習慣が必要となります。
今日は、その自信をつけるための4つの習慣について書いてみます。
①小さな目標を立て、毎日達成する
自信をもつには成功体験が必要です。
「自分には成功体験なんかない!!」と思う人も多いはずです。
でも、成功体験なんて簡単に作れるのです。
それは、小さな目標を立て達成していく事で作ることができます。
例えば、
「朝礼で自信をもってスピーチする。」
「今日は定時に帰る。」
「〇〇の部分の仕事を1時間で終らせる。」
「他部署との会議の調整を成し遂げる。」
こんな小さな目標で構わないのです。
これを毎日のTODOにしていきます。
一個終わらせると、一つ成功です。
そう、こうやって1日に沢山の小さな成功体験を作ります。
それを毎日続けて行けば、あなたの潜在意識はこう思い込み始めます。
「自分はできる。」
「自分は成功する。」
そして、自信は生まれます。
そう、自信は習慣によって作ることができるのです。
②他人のネガティブワードは忘れる
自己肯定感が低い人ほど、他人のネガティブワードに敏感です。
「〇〇さんは〇〇ができないねえ。駄目だねえ」
「〇〇さんは新人以下やね。新人の方がまだ仕事ができるよ。」
そして、
このネガティブワードを自分のものとして吸収します。
「自分は仕事ができない人間なんだ、駄目な人間なんだ。」
やがて、ネガティブの循環が頭の中で作られます。
そして、不幸の渦の中に入っていくのです。
こうなると、真に否定的な人間になってしまいます。
不幸を探し、実際に不幸になります。
こういう人が意外にも多いのです。
そうならず、自信をもって運命を切り開くために、大事なことは、
他人のネガティブワードは無視することです。
忘れてしまいましょう。
無視したり、忘れることなんかできない!!という人もいるでしょう。
その際には断定言葉の魔法を自分にかけましょう。
「〇〇部長の発言は完全に今から忘れる。」
「〇〇課長の発言は自分には必要ない。」
こういう風に心の中で、悪い言葉は断定して打ち消しています。
イメージから消すのです。
私は、日本刀で、その否定的な場面を一刀両断するイメージを作り、打ち消します。
③「自分はできる」「自分は〇〇がいい」というコトバを使う
言葉には霊力が宿ります。いわゆる言霊です。
それを上手く使って自信をつけていくのです。
日常を普通に過ごしていても、困難はやってくるものです。
そして、自信を失ってしまいます。
そういう時に、特に意識して使いたいのが言葉なのです。
自分は出来る、自分は〇〇がいいなど前向きな言葉を意識して使って行きます。
それを続けていくうちに、心は本当に前向きに変わって行きます。
この言葉の力を決してあまくみてはいけないのです。
習慣化して常に言葉の力を使うことで、自信は失うどころかみなぎってくるようになります。
④寝る前に「できた」事を振り返る
毎日、寝る前には、一日を振り返る習慣をつけましょう。
後ろ向きなことを振り返るのではありません。
寝る前に反省する事が重要だという話がありますが、自分が暗くなり、自信を無くすようであれば、反省などする必要はないのです。
真面目なだけでは人生を切り拓くことはできません。
本当にやるべき振り返りとは、
自分が今日目標を立てたり、困難を乗り越えた事を振り返るという事です。
ネガティブなことを振り返るのではありません。
自分が「できた」事を振り返ることが重要なのです。
できた事をみつけ、振り返り、そこに意識を集中することで、潜在意識まで、到達し、「できる」という自信が心に宿ります。
そして、その自信は成功を呼び込みます。
自信は成功の種
物事を成し遂げるには、自信が不可欠です。
なぜなら、自信がなければ、挑戦ができませんし、挑戦しなければ、成功は生まれないからです。
ですが、残念なことに、沢山の人が自分には自信がないから「できない」と思い込んでいます。
それは、自分の中の考える癖(習慣)が原因です。
そして、人生を不幸なものとして歩んで行く事になります。
それをしっかりと取り除いて、反対に自信をもつ習慣を続ければ、きっと前向きに挑戦できるようになっていきます。
そして、それが後々の成功へとつながっていくものです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。