まじめに働く事が正しいと信じた。
⇒遅くまで、残業をして上司の指示に従う。
遅刻をしてはいけないと信じた。
⇒電車が遅れたら、タクシー代を払ってでも会社に時間通りいく。
大企業に就職するのが正しいと信じた。
⇒精神的に追い詰められても仕事は辞められない。
評価されるのが正しいと信じた。
⇒評価のためなら手段を選ばない、相手を蹴落とす。
出世をするのが正しいと信じた。
⇒嫌な仕事でも、率先して頑張る。
相手の世話を焼くのが優しさだと信じた。
⇒やりたくない仕事を肩代わりして残業する。
上司の言う事は正しいと信じた。
⇒正しいと思わない仕事でも絶対に遂行した。
サラリーマンが正しいと信じた
⇒縛られた生活でも仕方ないとあきらめた。
そう、いつだって、自分が信じたことが、重りになる。
一度、信じたことは変えられない。
苦しい。
でも、変えられない。
そう固く決めたことだから。
それが、周りに教えられた正しさだから。
それを破るとどうなるかわからない。
きっと終わってしまう。
だから、変えられない。
破れない。
それがルールだから。
親が言ったから、
先生が言ったから、
上司が言ったから、
そうやって、人の心は縛られていく。
人のせいにしているが、それは本当だろうか?
縛ったのは自分自身ではないだろうか?
心は自由で広いはずなのに、真面目すぎて、
他人の意見で自分を縛っていく。
それは苦しいことだ。
そのルールを守れない相手に辛くあたるし、嫌悪感を感じる。
それは本当の自分ではないはずだ。
本当の自分を感じてみよう。
その温かい中心が自分の心。
自分の信じた事なんて破っていいんだと、
そう気づいたときに、
本当の優しい自分が表れてくる。