はじめに
話をしていて、イラッときてしまうのが、
この相槌を打たない行為。
「相手に相槌を打つって、コミュニケーションの基本じゃないか?」
とイライラが募ると同時に、
「私って見下されているのかも?」
とだんだんと不安になってくるものです。
そうしている間に、段々とその人に苦手意識をもって、
そして終にはど嫌いになります。
それが、上司なら最悪。
自分のテンポは崩され、成績にも体調にも影響をあたえます。
今日はそんな相槌うたない失礼な奴らの対処法です。
奴はどんな人なのか?
まず、相手を分析してみましょう。
奴はどんな人なのでしょうか?
猿ですか?間抜けでしょうか?キツネさんなんんでしょうか?
冷静にみてみると相手がみえてきます。
少なくとも奴は絶対的な神ではありません。
只の人間です。
そう思えば、慈悲の心も芽生えてくるでしょう。
空気読めないお猿さんなんて、愛らしいではないですか。
逆に相槌をしないようにしてみる
相手が相槌をしない事に、怒りを感じたり、不安感を持つ人ほど、
相槌=絶対にしなければならないこと
という絶対的な固定観念をもっている可能性があります。
確かに、話をしていて、相手が相槌を打って真剣に聞いている態度を
すれば、こちらはうれしくなるものです。
でも、相槌をうつという法律はありませんし、
そんな憲法もありません。
罰金もありませんし、裁けません。
それは相手の自由なのです。
なのになぜ相手を恨み断罪する必要があるのでしょうか?
奴は悪くはないのです。
悪いと決めているのは自分自身だと気づいてみてください。
そうすると、責める気持ちがなくなります。
ただ、長年培ってきた固定観念はなかなか消えません。
それを簡単に消す方法は、逆に相槌をうたなくする方法です。
相槌をするという、自身が当り前、正義と思う行為を止めてみるのです。
会話が長くてウザイ人とかに使ってみてください。
きっと会話が止まります。
でも、それでいいのです。
自分が実際に悪いと感じている事をやるのは、固定観念を打ち破るのに有効です。
自分がやってしまえば、相手が相槌をうたなくても、イラつかず、不安にならなくなります。
もっと心は自由になると思います。
相槌をするのも自由
相槌を自分がしない訓練をしてみると、自由になります。
そして、相手がしないのも自由だと思えるようになります。
私も正直相槌を意図的にしないことがあります。
興味がない話は相槌をうちません。
まだ若いころは、必死に相槌をうってました。
そうしないと嫌われる、人間関係が悪くなると本気で思ってました。
だから、人と話すのが恐怖でした。
だって、「人と話す=相手に評価される場」でしたから。
でも、本当に大事なのは、相槌ではなく、相手との心の交流をすることです。
相手と心を通わせ、温かい気持ちになる。
それこそが大事です。
それを作りだす一つの技術が相槌であって、
本当に大事なのは、あなたが奴をどうおもっているか、
どういう気持ちで話を伝えているかです。
あなたが本気で相手を思って伝えているのであれば、
相槌をうたなくても伝わっているものです。
それに、もし伝わらないのであれば、そんな人とは距離をとってもOKです。
だって、必ずしも誰にでも親しくするっている法律はありませんからね~。
そりゃ、友達100人、知り合い1000人ぐらいの人脈がれば素敵だと思います。
でも、そのせいでお金が飛んでいって、家族との時間もとれずに、その関係を維持する事に、人生の大半をかけるとしたら、そんなの幸せでしょうか?
無理は続かないものです。
相槌も同じ、あなたがやりたいなら相槌をして、やりたくないなら相槌をしなくてもいいのです。
それで人間関係が壊れるなら、付き合う価値のない人だと割り切りましょう。
そして、その自由を奴にも与えてあげてください。
相手にも相槌をする自由があるのですよ。
自分が勝手にきめた法律で罰しない事です。
そんな事で相手を断罪してたら、あれもこれも、断罪しないといけなくなっていきますよ。
そんな人生なんてすっごーくキツイっすよ。
やめましょうよ、正義の味方ゴッコなんて。
テンポが合わない人は、合わせなくていい。
テンポが合う人だけ付き合えばいい。
それがコツなのではないでしょうか?
まあ、と言っても、奴と話すのは面倒でしょう。
まあ、それでもいいじゃないですか。
奴を許してあげましょう。
人を断罪する時間を、幸せをみつけ感じる時間に変えていきましょうよ。
きっともっと幸せを感じられて、奴のことなんかどうでもよくなりますよ。
ではでは。おしまい。
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