うつ病になって困った症状の一つ。
ネガティブ思考の加速。
(1度考え始めた問題がネガティブを付与しながらどんどん加速し止まらなくなる。)
例をあげる。
私は、明日上司に少々面倒なお願いのメールを書こうと、終業後に考えた。
その瞬間から、ネガティブ思考の加速が始まった。
『上司から悪い印象をもたれるんじゃないか』
『お願いを却下されるんじゃないか』
『キレられて、怒られるんじゃないか』
等々。
次々とネガティブな考えが浮かび。
思考が加速し止められなくなった。
晩御飯を食べた後も悩み。
風呂に入ってる最中も悩み続けた。
その間、どんどん加速する思考を止めるため、次の事をやった。
▪️天井をじっとみて、深呼吸。
→少しやわらいだ。
▪️『まあ、良い』を連呼
→ネガティブの加速止まる気配はなかった。
そこでふと思い浮かんだ言葉をつぶやいた。
▪️『好きにせい』
→なぜかピタリと止んだ。
なぜ『好きにせい』でネガティブ思考の加速が止まったか?
今までは、無理に思考を止める方法を試したが、それと逆の意味を持つワードを使ったからだろう。
『好きにせい』はネガティブ思考の加速にむしろ許可を与える逆ワードだったのだ。
感情は無理に抑制しようとすればするほど、むしろ膨張する特性がある。
だから、逆に、感情に許可を与えた事で、ザワツク気持ちが冷め、感情の膨張が止まり、ピタリとネガティブ思考の加速も止まってしまったのだ。
『好きにせい』は今日はじめて発見したマジックワードだ。だから、有効性はまだ未検証だ。
明日からネガティブ思考が加速しそうな時に、多用して検証していきたい。