四面楚歌
四面楚歌とは、周りを敵や反対者に囲まれて孤立し、助けのない状態のたとえ。孤立無援の事を指します。
項羽と劉邦の有名な戦いで、項羽が敵に囲まれ敵陣から故郷の楚の歌が聞こえてきたことで、漢軍は既に楚を占領したのか、外の敵に楚の人間のなんと多いことか」と驚き嘆いたという故事から生まれた言葉です。
まわりが敵
日常でも、この四面楚歌とも思える出来事って結構あると思います。
- まわりが、自分の噂をしている。
- 息が臭いって誰かが言っている。
- 上層部が話して、自分は解雇されるのではないか。
- 自分は仲間から嫌われている。
でも、本当は誰も何も言ってないにも関わらずに自分は四面楚歌になっていると
嘆いている事って意外に多いのかなと思います。
それによって疑心暗鬼が広がりまわりに嫌われて、本当に四面楚歌となってしまう。そうやって、自分は回りから嫌われている固定観念が、その四面楚歌という頭の中の疑心暗鬼だった事を、本当の事に変えてしまうのです。
無意識は、頭の中の固定観念を現実のものとしてしまうのです。
まわりは仏様
私自身も、ついつい、まわりは全部敵みたいな、固定観念に負けてしまい。思わぬ所で人を恨んでしまう事があります。
特に、苦しい時ほど、それは顕著になります。では、それをどうやって打破するか、それは、やっぱり、人の良い面をみる習慣を作るのがいいのだと思います。
そうすれば、周りの人は皆仏様と思えてくるのではないかなと思います。
人は悪い面ばかりみると、自身も周りも
悪いものに変わってきますが、良いところをみようとすると、互いに許しあえるようになって、よい空気に変わってくるのではないかなと思います。