人生を左右する決断を自分ひとりで悶々と考えても辛いものです。
そういう転職で悩んでいる際に相談すべき人について考えてみます。
①親
両親のどちらかに相談してみましょう。
おそらく、今の会社に残ってとか、残れとか言われるかもしれません。
ですが、自分が深く悩んで、今の職場に苦しんでいることを
きちんと伝えておくと、親ですから転職したらと言ってくれます。
そうでなくとも、退職した際に色々と援助してくれたりするはずです。
また、変に心配させないために、事前ネゴの意味もあると思います。
②友人(同僚×)
友人とは気軽に色々と話せるはずです。
ですが、友人でも職場の同僚と話すのは避けましょう。
あいつ辞めるらしいよという変な噂に繋がりかねません。
今は悩んでいるだけですから、無用な噂は今の仕事の妨げになります。
もし、それが上司の耳に入ったら、面倒ですよね。
ここはグッとこらえて、職場外の友人に相談しましょう。
③親しい先輩
あくまで、悩んでますの姿勢で行きましょう。
辞めたいとは言うべきではありません。
「辞たほうがいいのかな、この会社に向いてないのかなと、
最近悩んでいます」という言い方をします。
意志が強いと思われると厄介です。
ですが、もし今の会社に残ってもいいという気持ちが50%ぐらい
あるのであれば、相談する事はとても有益なことです。
なぜなら、先輩達も一度ならず、二度までも、
退職を考えた経験があるはずです。
そういったなかから、今の会社の良さを再発見し、
踏みとどまったのだと思います。
そういう先輩自身の体験談をもとに、
自分もいま一度、今の会社の良さを考える事になるでしょう。
残る気持ちが多い時にお勧めの相談相手といえます。
④退職した元同僚
退職の方が強く、転職後のコツや苦労、体験談などを、
聞いておきたい場合に頼れる人です。
何てったって年齢は別として、退職した先輩にあたるわけですから、
色んな事が聞けるはずです。
・転職で苦労した事、どうやって内定までいったか。
・転職後の新しい職場での苦労ばなし
・前の会社を辞めた本当の理由
・前の会社の悪い部分
などなど、具体的に教えてくれることでしょう。
ただし、愚痴ばかりいう相手は避けましょう。
変に影響されて、冷静な判断がないまま、
退職を決意してしまう事になります。
愚痴ばかりの人はそういう人を惑わす力があります。
転職の決断はあくまで冷静にが基本です。
⑤キャリアアドバイザー
資格を持つ、キャリアカウンセラー(資格を持つ人)や、
キャリアアドバイザー(資格もつ、持たない関係ない呼び方)
キャリアアドバイザー(資格もつ、持たない関係ない呼び方)
に相談するのも手です。
大手転職サイトには、かならずそういう人がいます。
どうしても、転職先をみつけるという話になりがちですが、
中にはきちんと話を聞いて、履歴書などをみたうえで、
今の会社に残った方がいいですよ、転職すると給料下がりますよ
とはっきり言ってくれるアドバイザーもいます。
どちらにしろ、転職の現実を知らないといけませんので、
一度登録して、面接を受けてみられるといいと思います。
何回も言っていますが、あくまで情報収集と相談が目的です。
アドバイザーの話に乗って、勢いで退職をする事は避けましょう。
ですが、非常に需要な情報を持った人達で、
キャリアカウンセラーの資格を持つ人は、きちんとカウンセリングも
してくれるはずですから、相談しないてはありません。
⑥カウンセラー
産業カウンセラーや臨床心理士の人に相談するという手もあります。
カウンセラーの役割は、精神疾患をもった人へのカウンセリングだけではありません。
色んな事で悩んでいる人の話を聞いてくれます。
また、守秘義務も当然持っているのでそこは安心できるでしょう。
自分の職場に産業カウンセラーがいたら相談してみるのも手です。
しかし、一般のカウンセラーに相談するには相談料がかかります。
ですが、心がすっきりしますので、あまりに悩みが深い人は
有料でも受けてみる事をおすすめします。
また、電話で仕事の悩み相談を無料でやっている団体もありますので、
良く団体の出所を確かめたうえで、電話してみるのも良いでしょう。
誰にも話せない悩みを相談するにはうってつけといえます。
アメリカのビジネスマンは自分のホームドクターのように、
きちんと自分のカウンセラーをもっているそうです。
カウンセラーの特徴としては、来談者中心療法という方法を使って
カウンセリングしますが、相手の話を受容しながら温かい心で
聞いて、相手に返す事で、気づきを与え、自分の奥底の思いや
考え方を解放します。
案外、人は凝り固まった考え方をしていますので、専門家と話すと
全く違った自分を見つめ直す良い機会となります。
おわりに
何か当たり前の人達を考えていますが、
本当に悩んでいる人は自分の殻に閉じこもっていて、
冷静な判断ができないものです。
ですので、こうやってきちんと書くことで、
こんなにも相談できる相手と方法がある事を認識してもらい。
深く悩み込まないようにしていただきたいと思います。
悩んでいる方へのいい助言になる事を願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。