はじめに
今日は趣向を変えて、このブログのメインテーマである。
自己実現について考えてみたいと思います。
マズローの欲求段階説では、
1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.社会的欲求
4.承認の欲求
5.自己実現の欲求
となり、自己実現はすべての欲求の最後の段階です。
私自身は、3と4の欲求が満たされてなくても自己実現を目指しています。
なぜなら、自己実現ができていけば、きっと最高の人生になるのは
間違いないと思うからです。
自分が望んだもの、ピッタリフィットした仕事や趣味そういうものに出会えたならば
きっと毎日が爽快に違いありません。
今日は、そんな自己実現において大事な一節をご紹介します。
現在のあなたの姿は
今まで人生で考えてきたことのすべての結果が、
現在のあなたの姿なのである。
では、あなたは現在の地位に満足しているだろうか。
もし満足しているのなら、他に目標や願望はないのだろうか。
もし満足していないのなら、
どのような手段で現状を脱出すればよいのか。
そのためには、何について考えなくてはならいのか----
自分の考えをしっかり把握すること。
そうすれば、将来の自分の姿が目に浮かんでくるはずだ。
『人間は自分が考えているような人間になる』
アール・ナイチンゲール (著
田中孝顕 (訳
きこ書房
ぶん流解説
人間は自分が考えているような人間になる。
アール・ナイチンゲールは自己啓発本マニアなら、
一度はお目にかかる自己啓発の大家といえます。
まさに、その本の題名があらわすように、
人は思い描いたとおりの事を現実に起こしています。
私自身で言えば、ブラック企業とのであい、
度重なる転職の失敗は、起こるべくして起こったという事になります。
私の思考は仕事=辛いもの、厳しいもの、過重労働というのが当たり前でした。
だから、仕事をするときに、そういう過酷な企業を
この身に引き寄せたのだとも言えます。
そういう時はどん底に落ちます。
私も転職後何年も苦難を味わい続けています。
しかし、そこからが出発点なのです。
どう今の自分を変え、今の現状から脱出するか、
それを考える時がまさに今なのです。
そこを考えないで、自然の成り行きに任せていると、
ブラック企業に務めた人は、またブラック企業や社員を冷遇する企業を
自分自身に引き寄せる運命にあります。
だから、必死に将来の自分の姿を思い浮かべなければなりません。
私の場合は、沢山の企業を変革し、多くの従業員が幸せになる姿が
自己実現のイメージだと思っています。
私自身、従業員を大事にしない会社に転職し、苦難を経験しましたので、
人一倍、従業員を幸せにできる会社を増やすという事に考えが行くようです。
そうやって、考えて考えて、少しずつ動くことで、未来は変わっていくのだと思います。
おわりに
自己啓発本を大量に読むと、シンプルな教えがみえてきます。
それが「人間は自分が考えているような人間になる」という事です。
これはほとんどの本に共通する根本思考だといえます。
ですから、心の中をどういう思いで日々満たすかが
人が自己実現をしていくうえで最も重要だといえます。
もし、毎日がネガティブな意識で満たしていれば、
更にネガティブな現実となって現れます。
反対に、心の中を積極的な思考でみたしていけば、
困難はチャンスで変わり、茨の道でさえも
単なる山道に思えてきます。
まず、大事な事は自分の心の中をきちんとクリーニングし、
きれいで純粋な状態に保つことだといえます。
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました。