はじめに
私は毎日2つ占いを見ます。
一つは生年月日占い。
もう一つは朝のニュース番組でやっている12星座占いです。
以前の私は、星座占いをみて、最下位だった場合は、
朝から沈んで、一日中不運な感じがしていたものでした。
現在は、工夫し上記のように、LINEの生年月日占いと
テレビの星座占いのどちらか良い方を
自分の今日の運勢と決めるようになりました。
そうなると、良い方を取るものですから、
大体は中の上ぐらいで運勢が進むことになります。
この方法により朝は気分よく会社に向かうことが最近できるようになりました。
でも、所詮は占いです、当たりも外れもあります。
にもかからず、その占いに人生のすべての意味を見出してしまうから
不思議なものです。
今日はそんな一節をご紹介します。
選択する
「人生で何が起こるかは重要ではないということ。
そして、できごとに対して与える意味と、
その結果どのような行動を選択するかだけが重要だ」
『自分を超える法』
ピーター・セージ 著
駒場美紀+相場一進 訳
ダイヤモンド社
ぶん流解説
人は出来事に意味を見出すもの
例えば、葉っぱが池に落ちたという出来事に対して、
「葉っぱが池に落ちた瞬間をみて、自分も試験に落ちるかも」と
自分の価値観で独自の意味を見出していきます。
今、ブログを読んでくださっている方は、
「そんなバカなと思うかもしれませんが」
現実に人の悩みは他人が理解できないレベルで、
出来事に意味づけをしているものです。
そして、その意味づけの結果によって、
行動するかどうかを決めています。
つまり、上記の葉っぱが落ちた例をとれば、
ただの自然の現象として葉っぱが落ちただけなのに、
資格試験に落ちてしまうかもという不安から、
それをネガティブな意味づけにしてしまい。
そして、「どうせ落ちるから試験は今回は受けない受けないようにしよう」
という行動を取ってしまうのです。
この①出来事⇒②意味づけ⇒③行動
の循環が、人を前向きにも後ろ向きにもしてしまいます。
そう人間は自ら自分の運命を選択しているのです。
そして運が悪い、不幸だと思っている人は、
自らそういう意味づけをいたる所で行い、
すべてを負の価値観で意味づけをし、
身動きが取れない状態に自分自身を追い込んでいます。
逆にいえば、その意味づけを変えてしまえば、
人は不幸から幸せへと向かうことができます。
ですから、その選択は非常に重要なもので、
冷静に意味づけの仕方を自らの意志で選んでいかなければならないのです。
おわりに
運命と呼ばれるもののの大半は、自分自身の意味づけによって
自分自身をある方向性で縛ってしまうことで起こっているように思います。
一方で真の運命は、長い年月が経って振り返った時に、
はじめてそれが自身の運命だったとわかるものだと思います。
それほど、出来事の捉え方というものは
自己実現をしていくにあたって重要な要素となります。
意味づけを間違えば、それがどんなに純粋な夢や願いであっても、
行動に移らないため、叶うはずがないからです。
ですから、まずは自身の出来事の意味づけを
冷静に日記やブログなどを書いて客観的にみながら、
その無意識の意味づけを意識的に変えていく必要があります。
それを日々やっていくことで、意識が変わり、とんでもない
エネルギーが内に生まれ、行動へと移っていくのだと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。