はじめに
現代は元気出せフレーズを良く使います。
ポジティブ思考!
前向き!
元気だせ!
学校でも会社でも良く使われる言葉です。
でも、ぶん流は違和感を覚えました。
心からの元気
空元気は本当の元気ではありません。
ポジティブ思考は本当の前向きではありません。
そもそも、心にウソをついて絞り出す元気は元気ではないのです。
真の元気とは自然に湧いてくるものです。
落ち込んでいると、元気を出せと友達は言うでしょう。
間違っていると思います。。
元気は出すものではなく、出るものなのだからです。
かと言って、友達の言葉は本当に心配しての言葉です、しっかりと胸にしまって、その言葉の温かさを噛みしめましょう。
ですが、その言葉を真に受けて、元気になろうとしてはいけません。
嘘の元気は、自分の気持ちを壊します。
泣きたい時は、泣いていいのです。
ムカつく時は、ムカつかなければならないのです。
落ち込む時は、落ち込んでいいのです。
その時間が、心にとってとても大切な事だからそういう状態になっているのです。
人は考えて、成長できる生き物です。
特に感情的な揺らぎは、絶好の成長の機会です。
泣いたり、怒ったり、その感情によりそって、その味を噛みしめることで、人はぐんと成長できます。
それに、無理やり元気を出したら、昆布を噛みしめると出るあの独特のダシのようなものが出てきません。
それは人間的な魅力です。
心を無理にコントロールする人
心を無理に変える人は、その味を噛みしめることができません。
ポジティブ思考は、ある時は必要かもしれません。
しかし、心がそれを求めていないときに使うと、それは猛毒なのです。
人の感情を無理に閉ざし、怒り、つらみ、など負の感情をダムのように溜めて行くのです。
そして、それが溜まりに溜まって、爆発していきます。
その時、人は感情が抑えられなくなります。
エヴァの暴走のようなものです。
人の持つ醜さが頂点に達します。
その原因は、感情の抑圧です。
もしくは、病気になります。
心の病気かもしれませんし、身体の病気かもしれません。
ポジティブに生きているから元気だと思っていたのに、
実は違うことに、その時人は気づくのです。
心から元気になる方法
心から元気になる方法を上げるとすれば。
心の求めに素直になることです。
無理に元気を出すなんて、愚かなことなのです。
ゆっくりゆっくり、時には泣いて、時には怒って、時には笑って、やる気がないときは寝て、ゆっくり元気になりましょう。
きっとその時はやる気と自信にみなぎる自分自身に驚くことでしょう。
その時、人としてもっともやる気に満ちた姿になります。
広い海原を眺めながら、「俺は海賊王になる!」ぐらいの力強い言葉が自然と口から出てくるでしょう。
落ち込んで泣いていた過去の姿は微塵もありません。
そして、実際に大海原に旅立つのです。
そう、大冒険の準備ができたのです。
そして、困難さえも超えて行きます。
きっと大秘宝にたどり着くでしょう。
一人一人の大切な宝に!
おわりに
心に素直になるは、心から元気になる!
これが元気になる格言なのです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。